甘さの中に宿る「引き算の美学」

■ 一年後の私へ──「糖質制限」が教えてくれたこと
こんにちは、【OKUDAYA CONNECT】常州チームの王玥(Wang Yue)です。
オフィスでは、仕事の合間によく同僚たちとフィットネスやダイエットの話題で盛り上がります。実は、私も最近“密かに”糖質制限を始めました。今日は、自分の体験をもとに、「糖質制限」との付き合い方について、皆さんとシェアしたいと思います。
■ 私の糖質制限ストーリー
以前は、コーヒーや豆乳に砂糖を一杯加えるのが当たり前の習慣でした。温かい液体の中で砂糖がゆっくり溶けていくのを見るのが、ちょっとした癒しでもあったんです。
でも、ある日ネット記事を読んで気づきました。「日常に溶け込んだ小さな習慣」の中に、意外と多くの“見えない糖分”が潜んでいると。それ以来、糖質制限という考え方が、静かに、でも確実に私の生活の中に入り込んできました。

■ 原材料表示が“羅針盤”に
まず変えたのは、買い物の視点です。以前はお菓子を選ぶとき「味」だけで決めていましたが、今は必ず原材料表示をチェックします。
「蜜」「醤」「甘」などの文字があれば、ほぼ即アウト。以前、ある“無糖クッキー”を手に取ったら、原材料3番目に「麦芽糖シロップ」が…。そっと棚に戻しました。
今では、「糖質チェックの二段構え」が習慣に。
① 糖質のグラム数を見る
② 原材料表のどの位置に糖類があるかを見る(前に来ていれば要注意)
こうして、まるで「火眼金睛(かがんきんせい)」のような“見抜く力”が自然と育ちました。
■ アフタヌーンティーも、新スタイルで
以前は、甘くて濃厚なミルクティーやふわふわのケーキが午後の定番でしたが、今はもう手を伸ばすことはありません。
代わりに、白湯が一番の味方。どうしても何か飲みたくなったら、フルーツティーやハーブティーで気分転換。クッキーも「一口だけ」が自分ルールです。

■ 食事会だって、楽しみながらコントロール
外食のときも、ちょっとした選択で糖質を抑えることができます。
例えば、酢豚や甘辛炒めのような“甘めソース”はできるだけ避け、蒸し料理やシンプルな炒め物を選びます。ドリンクは、レモンウォーターかハトムギ湯。美味しさを楽しみつつも、糖分の摂りすぎを防げて、満足度はそのまま。むしろ、食後に罪悪感のない喜びがあります。
■ 糖質制限は、“縛り”ではなく“選択肢”
こうして日々を過ごすうちに、糖質制限は「やらなきゃ」ではなく「自然な選択」になってきました。味の好みも、だんだんと“あっさり系”にシフトしてきています。
糖質制限とは、糖分を一切断つことではありません。「食べたい」と「健康」のちょうどいいバランスを見つけること。それはまるで、私たちの仕事における「効率」と「余白」のバランスのようです。
無理をして自分を追い詰める必要はないけれど、少し工夫すれば、心も体も軽やかに。甘さを控えることで“甘い負担”を手放し、本当の意味で「美味しくて、気持ちいい」毎日が手に入る気がします。

寄稿日:2025年9月
この記事を書いた人:
常州鴎琵凱搬運機械有限公司
総務部
王玥/Wang Yue