【昼下がりの感動ドキュメント】The Shuttle Run Clush

今日は、ちょっと特別な瞬間に立ち会いました。場所は、をくだ屋技研の第二駐車場。雨のしとしと降る中、営業部の香月部長(48歳)と新入社員の新澤さん(22歳)が、年齢も立場も超えた“真剣勝負”に挑みました——20mシャトルラン対決です。

香月部長は、14年間のマラソン歴を持ち、フルマラソンでは2時間台の記録を誇るベテラン。一方、新澤さんは若さとサッカー部仕込みの俊敏さを武器に挑戦。この勝負にはちょっとしたお楽しみも。「香月部長が負ければ焼肉」「新澤さんが負ければラーメン」をご馳走するという、意地とプライド、さらにご飯を賭けた対決です。

スタート直後、2人は軽やかなステップでリズム良く走り、30回を超えてもまだまだ元気な様子。互いに様子を伺いながらも、快走が続きます。

やがて、49、50回——そのあたりから、新澤さんの表情にわずかな疲れの色が。呼吸も少しずつ荒くなってきますが、それでもなお懸命にペースを保ちます。

それにしても、香月部長の走りは安定そのもの。鍛え抜かれた身体が生み出す一歩一歩には、まるで機械のような正確さがあり、48歳とは思えないほどの持久力を見せつけます。 気がつけば70回突破!
「この勝負、いつまで続くんだ…?」

そんな空気が漂い始めた頃——

「もう無理です…!」
新澤さん、ついにストップ。記録は75回。
座り込みながら、ぽつりと漏れた一言——「香月部長は人じゃないです…」完敗を認めた瞬間でした。

その横を、なおも黙々と走り続ける香月部長。テンポの速くなる音楽に呼吸を合わせ、正確に往復を重ねます。そしてついに香月部長にもその時がやって来ます。——105回!
高校生の平均(80〜90回)を優に超える記録。まさに圧巻のフィニッシュでした。 「勝てると思ってました…」と悔しそうに話す新澤さんに対して、香月部長の背中は何かを語っているようでした。
——「日々の努力は若さに勝るということです。」

もしかすると、その最高にかっこいい一言が言いたくて、頑張ったんでしょうか・・・。

勝負の結果以上に、日々の鍛錬、若者の挑戦を快く受け入れるその姿勢に胸を打たれました。

ちなみに、ラーメンの行方は…未確認(笑)
この一戦は、単なるレクリエーションではなく、意地とプライド、そして尊敬の交差した、心震えるドラマだったことは間違いありません。

さあ皆さんもシャトルランいかがですか?

挑戦者、求む!
勝負の様子はTikTokで公開中→ https://www.tiktok.com/@okudaya_giken

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