働き方の変遷 — あの頃と今:25年間を振り返って

OPKマーケティング・サービス(OMS)のジェシカ・コンと申します。弊社はマレーシアにおけるOICのマーケティング部門を担っております。
2025年11月をもちまして、入社25周年を迎えることができました。私をまだ詳しくご存じない日本や中国の同僚の皆様に向けて自己紹介をさせていただきますと、私は2000年より、マレーシアでのOPKおよびOIC製品のセールスとマーケティングに携わってまいりました。これまで、自社工場や海外拠点とも密接に連携しながら業務に励んできました。
この25年間で、オフィス、現場、そして国を越えた私たちの働き方は劇的に変化しました。テクノロジー、コミュニケーション、そして職場文化の進化によって日々の業務は一変し、かつてないほど迅速に、安全に、そして効率的に仕事ができるようになっています。

事務用ツール
- あの頃:
- デスクトップコンピューターを数人の同僚で共有し、順番に作業を進めていました。
- 各自が自分のファイルをフロッピーディスクに保存しており、それはまるで自分専用の「小さなロッカー」のようでした。
- ディスクの紛失やデータの破損は悪夢そのものでした。データが消えてしまい、二度と戻らないこともあったからです。
- 顧客やサプライヤー、海外拠点への書類送付はファックスが頼りでした。おなじみの「ピー」という音を聞きながら、途中で紙詰まりが起きないよう祈るような気持ちで使っていました。
- 今:
- 現在では、全従業員が自分専用のノートPCやデスクトップを持っています。
- オンラインの共有ドライブにより、どこからでも仕事ができ、即座にファイルにアクセスできます。
- メールやクラウドプラットフォームがファックスに完全に取って代わり、紙詰まりのストレスもなく、業務スピードが向上しました。
文書管理とシステム
- あの頃:
- 書類の管理は本当に大変でした。データはWordやExcelファイルを使って手動で処理していました。
- すべての見積書や請求書をExcelで作成し、書類番号はすべて手書きで記録していました。
- 番号が漏れたりミスがあったりすると、原因を突き止めて修正するのに膨大な時間がかかりました。すべてが正しいか確認する作業は、まるで探偵のようでした!
- 今:
- 統合されたシステムのおかげで、そのような「探偵仕事」は過去のものとなりました。
- データは自動的に保存され、書類番号も即座に発行されるため、ミスも最小限に抑えられています。
- 以前は何時間もかかっていたことが数分で完了するようになり、本当に重要な業務に集中できるようになりました。
コミュニケーション
- あの頃:
- 主な連絡手段は、デスクの電話、対面での会議、または公的な書簡でした。
- 重要なメッセージは電話や手書きのメモで伝えられていたため、担当者が席を外していたり外出していたりすると、連絡を取るのに時間がかかることがありました。
- 今:
- 今日のコミュニケーションはほぼ瞬時に行われます。
- 手紙を待ったり電話で追いかけたりする代わりに、携帯電話やWhatsApp、Line、WeChatなどのメッセージアプリ、ZoomやTeamsといったオンラインプラットフォームを通じて、同僚や顧客にすぐ連絡が取れます。
- ちょっとした確認から本格的な会議まで、全員が異なる国に散らばっていても、すべてリアルタイムで行うことができます。
外出・営業訪問
- あの頃:
- 紙の地図を頼りにしたり、訪問前にデスクトップでGoogle検索をしたり、あるいは地元の人に道を尋ねたりしていました。
- 過去の訪問時の記憶に頼ることもありましたが、それは必ずしも正確ではありませんでした。
- 今でも覚えているのは、「大きな木を通り過ぎたら左に曲がる」はずだった時のことです。次に行った時にはその木が切り倒されていて、完全に迷子になってしまいました!
- 今:
- 現在では、GPSアプリが正確な道順を示し、より効率的なルート計画をサポートしてくれます。
- リアルタイムのナビゲーションにより、目的地へより早く、簡単に、そしてストレスなく到着できるようになりました。あの「消えた木」のような冒険に比べると、少し刺激は足りないかもしれませんが!
特注製品の記録
- あの頃:
- 特注製品の写真は、実物のフォトアルバムに保管していました。
- 納品前に各製品を撮影し、現像して、顧客名ごとに整理したアルバムに綴じていました。
- 別の顧客から同じデザインの依頼があった際は、アルバムをめくって該当する写真を探し出す必要があり、非常に時間のかかる作業でした。
- 今:
- デジタルストレージのおかげで、製品データは数秒で保存・検索できます。
- 写真や記録はオンラインドライブやメールで即座に共有でき、ワークフローはより迅速かつ整理しやすくなりました。
安全意識
- あの頃:
- 以前は、来客や事務スタッフが普段着の靴やハイヒールで工場に入る光景がよく見られました。
- 当時は現在ほど安全規則が厳しくなく、私もよくハイヒールを履いてお客様の生産現場に入っていたことを覚えています。
- 今振り返ると、それはとても危険なことで、今日では考えられないことです。滑って転んだりしなかったことに感謝しています!
- 今:
- 今日、職場の安全は非常に重視されています。
- 生産エリアに入る全員にとって、安全靴やヘルメットなどの保護具の着用は標準となりました。
- この変化は、私たちの健康を守るだけでなく、安全で責任ある職場環境を維持するという共通の決意の表れでもあります。
顧客の支払い
- あの頃:
- 顧客からの支払いは、現金や小切手で行われることが多かったです。
- 財務部門の同僚が銀行へ預け入れに行かなければならず、時には多額の現金を手に持ち運ぶこともありました。
- 不便なだけでなく、常に安全面での不安があり、リスクも伴いました。また、銀行近くの駐車場探しや長い待ち列も、非常に手間と時間がかかるプロセスでした。
- 今:
- 現在では、オンラインバンキングやデジタル決済システムがそのプロセスを一変させました。
- 取引はより迅速かつ安全になり、追跡も容易になりました。頻繁に銀行へ行く必要がなくなり、全員にとって生活が格段に便利になっています。
使う道具や方法は大きく変わりましたが、私たちの目標は変わりません。それは、献身と効率性をもってお客様に尽くすことです。
テクノロジーが進化し続ける中、私たちが適応し、学び続けることは重要です。そうすることで、共に前進し続けることができるのです。
最後に、当時使用され、今も大切に保管されている仕事道具の写真をいくつかご紹介します。 これらの品々は今では「骨董品」に見えるかもしれませんが、かつては日々の業務に欠かせない道具でした。これらを目にするたびに、私たちがどれほど遠くまで歩んできたか、そして働き方がいかに進化したかを思い出させてくれます。

次回は「除夜(Chu Xi)」についてお話しします。
記事執筆:
ジェシカ・コン
OPK Marketing Services Sdn. Bhd.
2026年1月 (働き方の変遷 シリーズ)