「OPKは、第二の家族です。」常州OPKでの19年と未来への想い──常州鴎琵凱搬運機械有限公司(常州OPK)

インタビュー/「私にとって、OPKは第二の家族です」

中国・常州にある「常州鴎琵凱搬運機械有限公司(常州OPK)」で、長年にわたり企業の成長を支え続けてきた蘇蓉さん。今回は、副総経理として財務や工場運営を担う蘇蓉さんに、これまでの歩みや、仕事への想いについてインタビューしました。

常州OPKに入社して19年。今の役職と業務内容は?

「現在は行政副総経理として、財務管理、輸出入管理、工場の窓口対応、製造現場の安全監督や統計、そして会社全体の事務管理などを担当しています。いわゆる製造・販売以外の“縁の下の力持ち”的な役割ですね。」


— まずは、自己紹介をお願いします。
こんにちは、蘇蓉(スー・ロン)と申します。2006年に常州OPKへ入社し、今年で19年になります。現在は副総経理として、財務、輸出入管理、工場の対外対応、安全監督、統計、そして事務全般の管理を担当しています。

呼び方はどうすればいいですか?
中国語では「小蘇(シャオスー)」と呼ばれることが多いです。もちろん名前で呼んでいただいても構いません。

これまでのキャリアについて教えてください。
私は会計学を専攻し、1999年に卒業しました。その後、製造業での1年間のインターンシップを経て、商貿企業で財務業務を担当しました。
2006年、偶然の機会で常州高新区招商局を通じて、をくだ屋技研の上層部の方々と出会い、面接を経て常州OPKに入社しました。

あの頃、工場の立ち上げ準備では設備配置から人材計画、備品調達まで関わる機会があり、「私たちの会社はここから始まるんだ」ととても感動したのを今でも覚えています。

入社当初はどんなことが大変でしたか?
会社設立の初期は不確定なことも多く、全てが手探りでした。当時の奥田副総経理(現OPKの奥田社長)のサポートを受けながら、懸命に学び改善を重ねました。「努力すれば会社は良くなる」と信じていました。

現在の職務範囲は?
財務だけでなく、輸出入や製造現場の業務にも関わっています。製造プロセスや部品、製品のことも学びながら、会社全体の理解を深めてきました。

キャリアの節目についても教えてください。
課長、部長を経て、2014年に副総経理に任命されました。これまで会社とともに成長してこれたことに感謝しています。

趣味は何ですか?
本を読むことと絵を描くことが好きです。

好きな本のジャンルは?
小説、エッセイや歴史関連が好きですね。また、国内外のニュースにも関心があります。

尊敬している人はいますか?
はい、日々、地道に努力する方々に深く敬意を感じます。その姿は生き生きと輝いて見え、私の心を励ましてくれます。

車は何に乗っていますか?
シトロエンに乗っています。

好きな食べ物は?
シンプルであっさりとした味わいが好きで、野菜や魚などを使った料理が好みです。

中国のおすすめ観光地は?
自然では黄山(安徽省)や九寨溝(四川省)が素晴らしいです。文化的な北京の故宮や蘇州の古典庭園が特におすすめです。

日本にはどんな印象がありますか?
春の桜や秋の紅葉など、美しい自然が印象的です。また、マナーや秩序を重んじる文化、そして経済が発達し、テクノロジーが進歩しているところにも感銘を受けています。

常州OPKの社風について教えてください。
社内は風通しがよく、多様な考えを受け入れる柔軟な雰囲気があります。チームは共通の目標に向かって、互いの強みを活かし合いながら、責任感と向上心を持って取り組んでいます。

仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
困難を乗り越えた時、目標を達成できた時、そして新しいことに挑戦し成功した時ですね。

常州OPKに対する想いを教えてください。
この会社の考え方や雰囲気には自然と共感できて、働くことに誇りを持てます。チームは思いやりにあふれ、協力しながら働けるので、毎日気持ちよく仕事ができる環境です。本当に感謝しています。

困難をどう乗り越えてきましたか?
例えば業務の優先順位が不明確だった時は、タスク管理ツール(ディングディング等)を導入しました。
また、部署間の情報共有のため、定例会議やWeChatを活用して、コミュニケーションのズレを減らしました。

将来の夢はありますか?
仕事面では、専門分野で自己成長を続けること。
生活面では、家族との温かな暮らしを大切にしながら、旅を通じて世界のさまざまな文化を感じてみたいです。
個人としては、愛をもって人としても成長したいですね。

「こんな会社にしたい!」というビジョンはありますか?
社員の方々が幸せを感じられる、理想の職場にしたいです。誰もが自分のキャリアを築き、会社を“第二の家庭”と思えるような環境をつくっていきたいです。

最後に、スタッフの皆さんへメッセージをお願いします。
OPKという大きな家族の中で、理想の実現とともに、温かさと幸せを共有していきましょう。


蘇蓉さんの歩みは、努力と情熱にあふれた一つの「OPKヒストリー」でした。これからも、OPKとともに、蘇さんの挑戦は続いていきます。

取材日:2025年4月
インタビュー協力:
常州鴎琵凱搬運機械有限公司/常州OPK/OPK CHANGZHOU CO. LTD.
副総経理/DGM  (Deputy General Manager)
蘇蓉(スー・ロン)/SU RONG 

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